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「歯を抜きましょう」「歯の神経を抜きましょう」と言われたら 考えましょう

「血圧を下げよう」ウガンダの切手シート

街の中に歯医者は、コンビニより数が多く、美容院より数が多く、開業しています。大学病院もあります。

なぜ抜歯しなければならないのか?の説明を受けて、納得したら抜いてもいいでしょう。もちろんあなた自身が自分の意志でぜひ抜きたい時は、抜いてくださって結構です。

抜歯と宣告された歯でも、ご自身がその歯を残したければ、なんとか歯を残す方法があるかどうか、歯医者を訪ね歩いてください。納得する説明の出会いがあるときがあります。

自分に合う歯医者に出会うには、時間がかかるものです。この歯は神経抜きましょうと言われた時も、激痛がない限り、本当に歯の神経を抜く行為が必要なのかどうか、考えましょう。担当医に説明を受けてください。町中の歯医者を聞き回ってください。自分に合った歯科医院は簡単には見つかりません。足で訪ね歩いて探してください。

名医だと街で評判の歯科医院。HP上の名医連載記事の歯科医院が、あなたの気持ちや性格、生活環境、経済的環境、時間的条件、通院環境に適した歯科医院であるかどうかは判らないものです。スタッフの応対も一つの条件になります。名医でなくてもいいですから、あなたが自分にとって良医である歯科医院を探すのがよいのではないでしょうか。

かつて難しい条件の歯を保険など使わなくていいから、抜かないできちんと治療したいと言われたのですが、当時は当地にこの治療条件をクリアできる歯科医はいませんでした。私の友人がこの治療の専門なので、「東京にでも行く気があれば、ご紹介しますよ。」と紹介して、患者さんは新幹線で東京に通院した。

半年後、その患者さんは当院に来院した。問題の歯は見事な処置がされていて、レントゲンで確認して問題はなかった。

「どうでしたか?東京のX先生は」とお聞きしたら

「私の紹介の腕の良い歯医者というので、我慢して通院したが、あの歯医者には2度と行きたくない、性格が悪いし、私に合わない」

「あれ、そうでしたか、それは失礼いたしました」

歯医者は精一杯やっているのです。真実はどうなのかわかりませんが、自分に合うところを次々と探して、納得する歯医者があったら、ニコニコ通院してください。

気に入らないけど、近くの歯医者だからは、できれば避けた方がいいでしょう。近くで気に入った歯医者なら一番です。