長寿の入口は口の健康から！
病気は口からバイ菌やウイルスが入り、またの不幸は失言おごりの言葉など口から始まる。
病気は人間の敵ではない。自分の健康に対する反省の良いチャンスなのです。病気はその人が 健康への正しい進路を悟るため「天からのメッセージ」であり、天から配達された手紙なのです。病気というこの手紙を良く読んで、健康について自分で反省しながら学んでこそ健康の正しい生き方を教えてもらえるのであり健康長寿が可能となるのです。
よく言われることだが赤ちゃんは白い母乳を飲んで赤い血にして元気に動き回っている。白い母乳をだれが赤い血に変えているのだろうか。
人間が夜寝て休んでいる時でも３６５日心臓は休むことなく働いている。全身に血液を送っている。年中無休である。ありがたいことである。だれが体を動かしているのだろうか。
「この世の中宇宙には、千古不動、万古不変に一貫した大生命が満ち溢れている」
この見えざる天地自然の真理、恵みからこの地球上で一人一人の生命をいただいている。ここに運命、天命の不思議があり、人間の生命、とりわけ健康の不思議があるのです。
これを理解しないで過剰な肉体的生活や精神的生活をしていると、思いがけない病気や不幸という形で誤りのない自然の裁きが身に降り掛かるものです。
誤りにならない健康長寿の道を選ぶ必要があります。
宇宙が天の摂理に従い銀河系の地球に生きる人間や生物を生かし続けている。誰が動かしているのか？それはこの宇宙の真理そのものが動かしているわけです。
この真理をはっきり見つめて病気をチャンスとしてこの善知識に気づき、真理を受け入れて生きる。そこに初めて人間を含めたあらゆる生命が伸びて栄えることが許さるのです。そうして健康を回復して病気は治癒に向かうのです。本人が気づかない病気もいつの間にか治っているのです。
「つまり内から治す自然治癒能力があって、本来備わっている力で病気を治している」
今の世の中は薬や医者の奴隷になっていると思います。
患者自身の自然治癒能力や内部生命力を補助し助けるのが、医者であり薬なのです。
人はこのような宇宙の大真理のことを忘れて、健康長寿だけを求めて外部からの健康を求めてサプリメントを飲んで好きなものを食べている。自由という言葉のもとに好きに飽食しながら、夜ふかしで体内時計を狂わせているのに、ある日、「そうだ！！健康に何か良いことしよう」とウォーキングやランニングをするのが健康維持と勘違いしている。
そして健康に異変があった時だけ薬に頼り医者に頼るのです。
人は生まれると老病死が待っています。
どんな宗教に縋っても医者に縋っても人は死ぬ。
縋られた医者は「するだけのことはした」で済む。
しかし死んだ人間は取り返しがつかない。
病人が死んでもお医者さんは責任がない。
病人自身が病や死の全責任者であることが分かるはずです。
病気の原因や病になったその源、その理、その根本が奥に必ずあるはずです。
自分という人間を信じて、無病、幸福が許される理を揃えていくことです。
宇宙を作った自然の本体が病気を治し治癒させるのです。
医者や歯医者は処置するのですが病を治しはしないのです。
この原理は医療の端っこにいる歯科でも同じこと。
虫歯を歯医者が詰めても虫歯になった背景に思い至らず歯磨きもせずに好き勝手な食事をする。
歯周病になった原因のプラークコントロールの不十分さに思い至らないで、「歯石だけ取ってください」と言いながら歯石を取るともう来院しない。
歯石ができた環境生活の改善に思い至らない。噛めるからいいだろうという。
はたしてそれでいいのだろうか？
虫歯だらけであちこち歯を失っている口の中、歯肉から血が出て歯周病だらけの歯肉。この状態でスポーツジムで頑張ることは健康長寿と結びつかない。
人間は、科学、法律、宗教、人間の知恵などで生まれた人は全世界一人もいない。
宇宙の運行、天地の真理、恵（メグミ）、理（コトワリ）の当然の理由が揃った時の両親の出会いの縁で地球上に生まれてくるものである。
宇宙、天地、大自然の内容と同じ生命力を充実させることが長寿の道。健康の道である。
では、その実践は何か。
患者様自身がプラークコントロールを実践して、生活を改善して心を拡げることも一つです。
自分が今歯磨きをしている行動の意味を知りながら、落ち着いて心穏やかに落ち着いて歯磨きすることです。
歯磨きする自分姿が鏡に映し出されるその鏡の自分に対して健康を念じることだ。朝晩、毎日、「私は健康だ」と自分の心に暗示をかけて念じることです。
故嶋田本玅老師は、２５年前私に「歯の中に仏がいる」と課題を与えてきましたが、今は判ります。
日常の歯磨き行動一つでも真実の自分を見つける手がかりとなり、健康長寿の大きな宝を見つけることになります。
みなさん歯磨き頑張ください！健康長寿をお祈りたします。
この健康についての教えは、私の鍼灸の主治医であった故：西郷幽泉先生の治療信条並びに故：嶋田本玅老師の接心、尾関宗園老師との出会い、ほか多数の先哲との出会いと無能唱元老師のご著書並びに理取経、観音経、般若心経など多数のお経や、論語、太極拳、気功に大いに影響を受けています。歯科治療に関する私の信条はお名前をあげきれない先輩の方々からお教えいただきました。
お名前をお書き出来ない諸先生お許しください。まだ人生半ば８０歳修行の身です。これまで 多くの患者さんにも多くのことを学ばせていただきました。ありがとうござまいました。
